内向的な人、外交的な人
なんていう言い方をよくしますよね
どちらがいい悪いではなく
自分の内の世界により多く気持ちが向いているのか
外の世界に向いているかの違いですから
どちらもその特性によって
素晴らしいものが探求できたり発揮できたりします
内向的か外交的かの自分の特性の中でも
細かく見てみるとその中でもさらに
内向きのとき外向きのときがあります
できごとが多かったり忙しいと
気持ちが外に向くことが多い時期が続きます
また時間ができてゆっくりしているとき暇なときは
自然と内向きに気持ちが向いてきます
ですがこれはずっと同じ状態が続くのではなく
海の波が寄せては返すように
外向きの状態が続くと自然と内向きに
内向きの状態が続くと今度は外向きに
気持ちが向くようにできています
いろいろ元気いっぱい忙しくしていると
急に気持ちが収束して落ち込んできたりしませんか
それは落ち込んできたのではなく
自然と矢印の方向が内向きになってきたのです
そのことを知っていれば
あぁ、ちょっと矢印の方向が変わってきたのだなと
変に落ち込む必要もなくなります
外向きの方がはたからは元気に見えて
よい状態に見えますが
内向きのときも自分の世界を深める
とても大切なときですし
本来は心地よい状態なのです
ですがあまりに内向きの時期が続くと
うつうつと辛くなってくる場合もあるかもしれません
そのようなときもあまり心配したり
行動できない自分を責めたりせずとも
いずれ外向きになるときが必ずやってきます
無理に自然の波に逆らうと
うまくいかなかったり
より多くの労力が必要だったりしますが
自分の状態をよく感じながら
それに合った過ごし方をしていると
自然と波が反転してよいリズムを作ることができます
人によってその波のスパンが
長い人もいれば短い人もいます
穏やかな人もいれば激しい人もいます
どのように過ごしたかでも違ってきます
また人生の大きな流れで見ると
非常に内向きだった人が外向きになったり
外向きだった人が内向きになったりすることもあるようです
よく観察していると自分のリズムの特徴が
見えてくるかもしれませんね
どちらの時期も大切であり
それぞれに楽しさや喜びがあります
自分の波のリズムに少し気持ちを向けてみませんか
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