東洋医学で血(けつ)と呼ばれるものは
身体をつくったり栄養したりしている
とても重要なものですが
身体全体を動かすための
ガソリンのような働きもしています

ですので何かをするために
頭や身体を使って作業したり
動いたりしているときは
ガソリンである血を使って行なっている
血を消耗しているということになります

自分の持っているガソリンの容量内で
作業したり動いたりすることは問題ないのですが
それが過度になってくると
血を使いすぎたために
いろいろな部分に負担がかかってきて
症状として現れたりもしてきます

またその頭や身体を使うような作業の中でも
目を使うことは特にガソリンを多く消費します
身体はあまり動かしていないのに
目をよく使う作業をした後に
“あ~疲れた~”と感じることはありませんか

出産後は目をあまり使ってはいけないと言われますが
出産というのは血を多く失いますので
その失っている状態でガソリン食いの目を使うことは
身体にとってかなり負担が大きいのですね

なかなか自分では実感しにくいのですが
目を使うことは目や首肩だけではなく
想像以上に身体に負担をかけているのです

身体を休めようと思うときに目を使っていては
実際あまり休養になりません
できれば明かりを落としたところ
目を使わないようにして
ゆっくり休んでくださいね


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