夜に明かりを落としたお店に行くと
雰囲気があって気持ちも落ち着き
いいものですよね

日の光を浴びることが人の身体のリズムに
関係があると言われていますが
実際日の光や明かりというのは
人間の心身の健康と深く関わりがあります

日中の光というのは意識しなくても
自然と浴びていることが多いものですが
夜の明かりはどのようにされているでしょうか

本来であれば夜はとても暗いものです
ですが今は夜でも手元までしっかり見えるほどの
明るさの照明をつけることが当たり前になっています
ですから夜の時間に夜の暗さを感じることが
なかなかできなくなってしまっているのですね

実はこの暗さを身体でしっかりと感じることが
身体のリズムを作るためにとても大切なことなのです
日中の明るさと夜の暗さのメリハリが必要なのですね

赤ちゃんの体調はそのような日夜のリズムに
大きく左右されるので
家族の方はとても気を使われていると思いますが
赤ちゃんのように表現しないだけで
大人も同じように日夜のリズムの影響を
大きく受けているのではないでしょうか

もしも夜になって天井の大きな照明を
寝る直前までつけているというのであれば
日が暮れてからは低い位置の間接照明や
スタンドなどに変えて
ほの暗く雰囲気のよいお店のような
明るさにしてみませんか
作業をしたい場合は手元だけの照明にします

そんなに暗くて大丈夫かなと思うかもしれませんが
次第に慣れてくるものです
それに何より気持ちがゆったりと落ち着いて
眠りにも入りやすくなります
そうして夜の暗さを感じるような生活を続けていると
日中の活動時と夜の休息時のリズムが
しっかりとできあがってきます

何気ないことのように思える明かりですが
心身の健康の基本となるリズム作りに
大きな関わりを持っていますから
ぜひ夜は明かりを落として
ゆっくりとした時間を過ごしてくださいね


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