毎日同じように過ごしていても
アクティブに活動したいときと
あまり動きたくないようなときが
ありませんか

1週間、1ヶ月などの間でも
アクティブだったり
そうではない時期がありますし
数年単位のような長い間の中でも
変化があります

そのように活動的な“動”の時期と
静かにしていたい“静”の時期は
どちらもとても大切なものです

アクティブに動き出そうとする前には
バネを縮めるように
じっと力を貯める時間が必要ですし
表面的な活動を控えて
静かに内面を変化させたり
整えるための時間をとるには
一度活動して大きくエネルギーを
出してしまうことが必要なのです

身体の中でも静と動のように
相反する陰と陽のどちらも大切である
とお話しましたが
活動的な時期とそうでない時期は
どちらも必要なものなのですね

しかしどちらかというと
活動的な方がよいと思っていたり
あまり動きたくないようなときは
自分を責めてしまったりしがちです

疲れているかなとか
低調な時期なのかなとか
考えるほどに
気分はブルーになってきますが
今はじっと力をためて
内面を充実させているのだなと
無用な心配をしないで
のんびりされたらいいと思います

人によっては何年も
そのようなときが続くかもしれません
しかし自分を責めることなく過ごすことで
その期間をスムーズに経過させ
いずれエネルギッシュなときが
自然とやってきます

静も動もどちらのときも
その中に充分に浸りながら
次にやってくる新しい波の気配に
耳を澄ませてみてはいかがでしょうか


HOME

関連記事
自分の中に相反するものを持つ
気力の泉
雨が通り過ぎるのを待つ
サナギの時期
安心して落ち込む